帰化の面接について

 この面接では、個人情報保護の観点もあり、行政書士の同席は残念ながら許されないため、我々はこれまでの経験からの助言をさせて頂くサポートしか出来ません。

 帰化の面接(面談)が行われる時期は、法務局や担当官のスケジュールや、申請の内容によって異なりますが、帰化申請が受理されてから2~4カ月程度で呼び出しの連絡があることが多いです。

 帰化の正式受理がされてから、法務局の担当官が受理した膨大な書類を整理したり、前科等の照会をしたり、気になる部分をまとめたりするのに時間がかかるため、一定期間連絡を待つ形になります。

 面接に先立ち、追加書類の指示や追加質問がある場合もありますので、担当官の指示に従いましょう。

 平日の昼間にお仕事をされている方の場合ですと、なかなかお休みが取れない方もいらっしゃいますが、通常は連絡があってから2週間以内に面接が受けられるよう仕事などの都合を付けることになります。

 帰化申請の面接は15歳以上の申請者全員が受けることになります。

 

帰化の面接で良く聞かれること

 結論から言うと帰化の面接で聞かれることは、個人個人全く違います。 法務局の担当官は、書類の内容を整理し、前科等の裏付け調査をした結果、気になった点を質問してきます。 中には各都道府県の本局や法務省の審査部門から、確認内容について指示されることもあるようです。

 当然、担当官も人間であるため性格や考え方によっても質問内容は変わります。 面接にかかる時間も人によって変わってきます。15分程度であっさり終了される方もいれば、2時間以上かかるケースもありました。

 

上記を踏まえて以下の質問を参考にしていただければと思います。

○ 職場での仕事内容や今後の転職見込みなどについて

○ 身分関係として父母や兄弟姉妹との交流状況について

○ 税金・年金の納税状況について

○ 家計の状況についてや住宅ローンの返済見込みなど

○ 既婚の場合は知り合ったきっかけや、前配偶者と別れた経緯について

○ 婚約者がいる場合は、今後の(結婚の)予定など

○ 過去に前科や交通違反があればそれらの経緯について

○ 日本から海外への渡航経歴につて

○ 日本人として生きていくことの意思の確認 ○ 日本国籍が欲しい理由

 

提出した書類について聞かれることが多いので、しっかり書類を見ておくことは大切です。 返答に内容との矛盾や祖語がないようにしないといけません。

 

法務局の管轄やケースによっては日本人配偶者の同行を求められる場合もあります。

日本語に不安があるケースはテストを受ける場合があります。 難易度は小学校3~4年生レベルと言われていますが、日本に来られてあまり年数が経っていない人にとっては意外と難しいようです。今後日本人としての権利義務をこなしていけるかが見られるポイントとなります。

 

以上、ご参考まで。

 

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所長 柳舘 亮一

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